山崎ウィスキー

~父~

以前通っていたデイサービスの看護師さんから
100歳になったら乾杯よ!と言ってプレゼントされていた山崎ウィスキー

もう飲めないだろうと思っていた。

まだ包装紙に包まれたままだった。

昨日、医師に呼ばれ、人生の最終段階に入りました。
覚悟は・・・・・

あります
随分前から

と話をし、何か好きな物を少しお口に入れてあげましょうと言われ・・・

そうだ!あの山崎ウィスキー

今日父は酸素の管が付いていた。

声にならないが私がくるとわかっている。

大きな声でけいこだよ!というと私の顔を触った。

あげる手の力はとても弱かったが・・・

そして持って行ったウィスキーをほんのちょっぴり、口にした。

もう何も口にできないような状態なんだけれど
口にすることができた。

父の大好きなフランク永井のCDをかけて「おとうちゃん一緒に歌おうよ!」と言って歌ってあげた。
あまりよくわからないが・・・

明日くるから待っててねという私の言葉になかなか返事をしてくれなかったが
何度も何度も繰り返し伝えると
「はー」と口を開いた。

手を握り、ほっぺたをさすり
「ありがとう」と何度も告げた。



コメント

ママ

村田さんにあかねが行ったこととおんなじことを言ってるよ。ママは。村田さんは、最後は、アイスクリームあかねが食べさせてあげたのが最後だった。「美味しいね」って言ってくれた。忘れもしない。手を洗ってあげれば「気持ちがいい」って言ってくれるし、意識があるとき、いっぱいお話ししたよ。
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